看護師のお仕事と離職ついて考える

看護師募集中。

どこの病院でもお馴染みの言葉です。

病院の広告やホームページ以外にも、病院の車両には必ずと言っていいほどステッカーが貼ってあり、受付電話番号が明記してある。

それ程なり手がいないのか。

決してそうではない。

看護学校や短大の他、ここ数年は大学に学科が設置され、看護関係の学校はむしろ増えて教育内容も充実してきている。

希望者も多く、予備校も盛んに看護学校の入試の他、国家試験向けの講座も用意して盛況を誇っている。

にもかかわらず、看護師不足は続く。

離職者が多いのである。

国家資格で一生働けて、どこでも採用される保証付きといっても良い職業なのにである。

看護師のトレンドおしゃべりカフェで3Kの代表とまで言われるきつい職務。

不況の中収入の確保を目的に看護師になる人も確かにいる。

が、教育課程での現場実習などで仕事の大変さを理解した上でなっているのですから、予想を超えた仕事だったといえるのでしょう。

離職の理由は3Kだけではないだろう。

多くの新人看護師が離職する理由としてお世話していた患者さんの死がある。

悲しさと無力感にさいなまれるのである。

我々は死を身近に見ることはない。

身内が亡くなっても遺体のお清めから納棺に至るまで専門業者が行い、子供や若者にはできるだけ見せないように気を遣う。

死を特別なものとしすぎるのだろう。

看護師の存在は患者の心の支えとなる。

3Kで疲れ切っている上に患者の死を経験した看護師の心のケアをするシステムが病院にあれば多くの看護師が仕事を続けられるようになるのではないだろうか。

< 関連情報サイト>
千葉大看護学部同窓会